Amazon出店と楽天出店と自社ECサイト全て出店してわかったこと

Amazon出店と楽天出店と自社ECサイト全て出店してわかったこと

Amazon出店と楽天出店と自社ECサイト全部やってみた結果

かれこれWEB制作を20年しています。
ECサイトは、インターネット黎明期から手を替え品を替え様々な試みがされてきた分野のように思います。

わたしがWEBの制作を始めた頃はまだダイヤル回線の時代で、インターネットで買い物をするなんていうのはちょっと変わった勇気がある人がする事という立ち位置でした。

 

しかし、ここ数年で世の中は随分と変わり、モールやECサイトは成熟してきたと感じます。

その先駆けになったのは言うまでもなく日本国内では「楽天市場」であり海外では「Amazon」だったのではないでしょうか?

 

そして2020年のコロナの流行以降、ECサイトの有りようが今後変わってくる帰路に立たされているのが今ではないかなと思います。

 

このタイミングでネット販売を検討し始めている人も多いと思いますが、一体どこで販売開始すれば良いのかと悩んでいる方に向けて、ECモールの最大手である楽天市場とAmazon、そして今後注目されるであろう自社ECサイトを全て運営してみてわかったことを記事にまとめます。

 

モール出店と自社ECサイト出店のメリットとデメリット

まずはモール出店と自社ECサイト出店のメリットとデメリットをわかりやすくまとめていきます。

モール(Amazon / 楽天市場)出店のメリットとデメリット

Amazonや楽天市場に出店した時のメリットとデメリットです。

他のブログやマーケティング会社でも多くまとめられている内容ではありますが、わたし自身が感じた率直な感想を利点と欠点としてまとめています。

 

モール出店(Amazon / 楽天市場)のメリット

  • 簡単に参入できる
  • 決済方法が多様で導入しやすい
  • 認知度が高いので顧客の流入の見込みが大きい
  • 独自の広告があり集客力がある場所で広告が出せる
  • モール独自でカート落ちした人に営業メールをしてくれる
  • 比較的簡単にページが作れる
  • 配送倉庫があり一貫して任せることができる

 

モール出店(Amazon / 楽天市場)のデメリット

  • 毎月固定費(楽天市場は出店料も)がかかる
  • 販売手数料がかかる
  • 広告をかけないと売れない可能性がある
  • 価格競争になりがち
  • 粗利がうすくなる
  • 独自のシステムやルールを覚える必要がある
  • 売るものによって相性がある

 

Amazon・楽天市場出店のまとめ

Amazon・楽天市場出店のまとめ

 

Amazonや楽天市場への出店の最大の利点は集客力がすでにあるところで出店できるというところです。
これから認知度を上げなければいけない裏路地のビルの2階でお店を出すわけではなくていきなり駅ビルに出店できるようなイメージでしょうか?

 

ショッピングサイトというのはページのセッション数が上がれば商品は売れます。

さらにモール内ならばたとえページのデザインがイマイチでも、商品についてお客様が知りたいことが書かれていて、そこに人が集まれば必ず売れます。

 

売れればクチコミやモールでの信頼が増して「上位表示されやすくなる」という自動で売れるサイクルをつくれてしまうというのがモール出店の魅力だと思います。

 

ただ、自動で売れるサイクルを作るためには初期投資がそれなりに必要であること、ある程度の在庫を抱えていなければスピードについていけないという問題点もあります。

 

さらに出店者は増加傾向にあり、広告費競争や商品自体の価格競争になりかねない危うさもあります。

 

自社ECサイトのメリットとデメリット

自社ECサイトを構築する場合のメリットとデメリットをご紹介します。

自社ECサイトのメリット

  • 販売手数料がかからない
  • 自由度が高くやりたいことができる
  • プラットフォームを選べる
  • 初期投資を抑えられる
  • 固定費がかからないのでのんびり運営できる

自社ECサイトのデメリット

  • 認知度をあげるのに時間がかかる
  • 受注管理から発送まで自分でしなくてはいけない
  • 広告の効果が見えずらい
  • 固定費がかからないので後回しになりがち

 

自社ECサイト出店のまとめ

自社ECサイト出店のまとめ

自社ECショップの出店は、比較的自由度が高く予算に合わせてプラットフォームを選べるところが良い点といえます。また、仲介手数料や販売の度に発生する料金もかからないため粗利は大きくなります。

 

しかし、受注から発送まで一貫して自社で行わなければいけなく、作業工数が増えるというデメリットもあります。

 

そして認知度0からのスタートになるため、モチベーションの維持も問題になってきます。
オープンしてから最初の数ヶ月は検索にも出てこない期間になるので、なかなか販促がうまくいかず早期に断念してしまうショップも多く見られます。

 

効果のある広告を低予算でまわしながら時間をかけてサイトを育てていくつもりで長い目で見ることができる人向けかもしれません。

 

とはいえ、一度軌道に乗ればモールで出店するよりも利益率もよく、自由度が高い上にモールの突然のルール変更に振り回されることなく運営できるのは大きな魅力でしょう。

 

同じ単価のものを売った時の利益率が良いのは?

たとえば自社製品をAmazonや楽天市場で販売した時の単純な利益率はどうか考えてみます。

1000円の商品を販売するとして計算してみます。

それぞれのサービスで1000円の物を売った場合に入るお金

Amazonは大口出品・楽天市場はがんばれ!プランで計算しています。

Amazon(販売手数料8~15%920円〜850円
楽天市場(販売手数料3.5~7%965円〜930円
自社サイト(販売手数料なし)1000円

 

それぞれのサービスの毎月かかる維持費

Amazonは大口出品・楽天市場はがんばれ!プランで計算しています。

Amazon(大口)5,390円(税込)/月
楽天市場19,500円 /月(1年分最初に一括)
自社サイトプラットフォームにより0円〜

 

手数料を考えるなら自社EC

手数料だけを考えるとダントツに自社ECサイトに軍配が上がります。

無料のプラットフォーム(BASEなど)を使えば初期投資ほぼ0円でスタートできるのは本当に魅力です。

しかし、無料がゆえに放置しがちで数字に繋がりにくいという難点もありますね。

売れる・売りやすいのはどっち?

結局のところECサイトは売れてなんぼの世界です。

実際に商品が売れるのは一体どこか?
実際に検証した結果をご紹介します。

Amazonで販売2ヶ月後の売り上げ数

Amazonは出店申し込みするとすぐに商品登録を開始できます。
最初の1ヶ月目から少しづつ商品を登録しながら23商品(各在庫バリエーション別に3〜10 / 163点登録

 

売れた数37件

 

売り始めて2ヶ月でこれだけ売れるのは凄いと思います。
わたしはFBA(フィルフィメント)を使って発送と在庫管理を全てAmazonにお願いしているので発送の手間もありません。

ただ、手数料とFBAの手数料を引くと実際のところ販売価格の50%くらいは引かれてしまうのでFBAは仕入れ価格と要相談といったところだと思います。

 

楽天市場で販売2ヶ月後の売り上げ数

楽天市場は出店申し込みのあと、サイトを見栄え良く構築する必要があります。
初期デザインのままでは他のショップに見劣りしてしまうので、ある程度の作り込み(商品説明のランディングページ)が重要です。

在庫を登録しても公開できない状態が長く、2ヶ月目の売り上げは伸び悩んでいます。

 

公開商品数5商品。

 

売れた数 0件

 

広告を回さずにクチコミも0でサイトもまだ構築中なのでこんなものかなと思います。
楽天市場は最初に12ヶ月分(プランによっては半年分)前払いなので初期投資が大きい割にスタートダッシュできないという痛い結果となりました。

 

自社サイトで販売2ヶ月後の売り上げ数

自社サイトは無料のプラットフォームで1店(BASE)、有料のプラットフォームで1店(Shopify)作っていますが、2ヶ月ではアクセス数もままならない状態です。

 

売れた数 0件

 

 

BASEは、独自のアプリでモールを展開しているので毎日商品数を増やしていければお気に入りからの購入が見込めるとは思いますが、やはり無料なのでどうしても作業が後回しになりがちでまだ数字に繋がっていません。

 

あまり考えなくても売れるのはモール(Amazon)

結果は歴然でしたが、あまり考えずに売れるのはAmazon一択でした。

しかし、どうしても薄利多売という印象があります。
Amazonで出店を考えているなら以下に該当する場合が良いと感じました。

 

  • 仕入れ単価を抑える
  • 自社で発送が可能なら発送までやる(できない場合は数で勝負)
  • 売れる商品を見極められる

 

この3つの条件をうまく抑えることができれば、Amazonへの参入は割と手軽ではないかと思います。

 

結局 Amazon・楽天市場に出店と自社ECサイトどれがいいの?

それぞれのメリットデメリットはありますが、わたし個人の考えとしては

 

(1)Amazonは参入の価値あり

(2)楽天市場は資金が豊富にある店舗向け

(3)自社サイトは同時進行で1つ作っておいて損はない

 

この3つの結論に至っています。
Amazonは売るものさえしっかりしていれば出店後すぐに「売れる」体験ができると思います。

モールで出店して売れる商品を見極めつつ自社サイトを同時進行でじっくり育てていくと将来的に良い結果になるのではないかと思います。

 

また、楽天市場以外のYahooショッピングは出店料が無料なうえPaypayが使えることもあり最近売り上げを伸ばしている店舗が多くなっています。

 

わたしもYahooショッピングの手続きを進めているのでまた結果が出次第記事にしていきたいと思っています。

 

つなぐデザインではAmazonの出店のサポートから自社サイトの制作運営までトータルでサポートいたします。
大きな売り上げは見込んでおらず、まったり副業ではじめたいと言う方も是非お気軽にご相談ください。

 

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